多様な人材が個性・能力を最大限に発揮し、イノベーションを起す会社を目指して、リコーグループでは多様な働き方の実現に向けたワークスタイル変革、ダイバーシティ推進&ワークライフ・マネジメントに取り組んでいます。
リコーグループが目指すのは、「一人ひとりがイキイキと働き、個人およびチームとして最大のパフォーマンスを発揮し、新たな価値を生み出し続けることができる働き方」の実現です。 目指す姿の実現に向けて、働き方変革では5つの領域に取り組んでいます。
現在、ワークスタイルを多様化させ、短時間勤務・フレックスタイム勤務・リモートワークなど、各社員が自分に合った働き方を選べるようになっています。
また、仕事以外の生活を充実させることでインプットを増やし、さらに仕事の生産性や質を高めるという好循環を実現させることによって、働きやすい会社にする取り組みを推進しています。男性の育児休業や、ボランティア長期休暇、子どもたちが親の会社を参観するファミリーデーなど、様々な場面で仕事以外の時間、家族との結びつきもサポートしています。
リコーグループは、グローバルブランドの実現に向けた社員の能力と活力の向上、及び多様性を重視した人材マネジメントの確立をめざすため、ダイバーシティ推進とワークライフ・マネジメントに取り組んでいます。
全社員の20%以上を占めている女性社員が、出産・育児などの生活環境の変化に関わらず働き続けることができ、さらに活躍できる環境を作ることは、本人にとっても、会社にとっても大きな強みとなります。
リコーITソリューションズは、2012年にWEPs(Women’s Empowerment Principles)に署名、さらに、(社)情報サービス産業協会(JISA)会員企業として、「JISAダイバーシティ戦略」に賛同し、女性が活躍できる環境整備に向けた取り組みと連携したダイバーシティ推進活動をすすめています。
入社5年目程度の女性社員を対象とし、結婚・出産などのライフイベントを見据え、10年単位のキャリアデザインを考えてもらう研修を実施しています。自らキャリアデザインを描くことによって、自発的なキャリア形成・キャリア意識の向上を図り、よりいっそう活躍できる人材の育成を目指しています。
女性リーダーの育成を目的に、管理職候補者を事業部ごとに選抜しています。候補者には、それぞれ部長以上の組織職が育成責任者としてつき、育成プランの立案と教育推進を行っています。さらに、1~2カ月に1回のペースで集合研修を実施し、ITリーダーに必要なコアスキル習得と職場での実践活動を実施しています
フレックスタイム制度や短時間勤務、リモートワークなど多様な働き方の実現により、ほぼ全ての女性社員が育児休業からの復職を果たしています。さらに、男性の育児休業取得者も年々増加しています。
育児休業者のスムーズな職場復帰をサポートする施策や仕組み作りを行っています。休業前の上司との面談の制度化や、上司が休業する社員とコミュニケーションを図るうえで役立つコンテンツを掲載した「両立支援DB」を用意し、情報提供しています。
「保活(子どもを保育所に入れるために行う活動)」、「復職直前の準備」をテーマに年2回セミナーを実施。育児休業中の社員が、仕事と育児を両立している先輩社員から、アドバイスをもらい、復職にあたって不安に思っていることを解消してもらえるようにしています。
K.H.
次男が誕生した際に、1ヶ月間の育児休業を取得しました。家庭では次男の世話はもちろん、母親を独占できなくなった2歳になる長男をフォローでき、次男誕生により大きく変わった環境の変化を家族で乗り越えられたように感じられました。
また職場では私が不在の間も周りのメンバーのサポートにより、業務を止まることなく進めていただけました。男性の育児参加に協力的な方がたくさんいるので、復職後も在宅勤務など会社の制度を活用でき、充実した毎日を過ごせています。
Y.S.
今回3回目の育児休業を取得し、家族で有意義な時間を過ごすことができました。
復職後は、慌ただしい毎日ですが、ちょっとした子供の病院や学校行事などは、必要な時間だけ時間単位年休とテレワークを組み合わせて利用できたりと、1日休みを取ることなく、時間を有効活用できています。
またこれまでは、育児や介護の際だけに制度を利用する雰囲気がありましたが、最近は全ての社員一人ひとりが働き方を選択できる環境に変化しているため、自分らしくイキイキと働くことができる環境に感謝しています。
2017年11月21日付で東京労働局より、「改正次世代育成支援対策推進法に基づく特例認定企業として「プラチナくるみん」の認定を取得
女性リーダーの育成を目的に、管理職候補者を事業部ごとに選抜しています。候補者には、それぞれ部長以上の組織職が育成責任者としてつき、育成プランの立案と教育推進を行っています。さらに、1~2カ月に1回のペースで集合研修を実施し、ITリーダーに必要なコアスキル習得と職場での実践活動を実施しています