
企業活動の中で豊かなキャリアを形成できるよう、定期的に「スキルの可視化」を実施して、自身のスキルを把握しています。
それにより、次に磨くべきスキルを自覚することが出来、効率的・継続的に成長を続けることが出来るようになります。
成長を加速する仕掛けとして、「自己研鑽を促す取組み」を行っています。
スキルを定期的に定量化することで、自身の現在地点、成長目標を数値で捉えることが出来るようになります。これにより、自分が今、何をしなければならないのか焦点を絞って自己研鑽に取り組むことが出来ます。
リコーITソリューションズのスキル可視化は、IT業界で浸透しているITスキル標準(ITSS)フレームワークと、最新のスキル標準であるiCD(アイコンピテンシ ディクショナリ)の2つの業界標準に則った形で実施しています。
スキル可視化の上位者は社内外の有識者による審査を受け、審査に合格すると、社内上位のプロフェッショナルとして認定されます。
業界標準の基準に則して、客観的に社員の技術・業務スキルを判定することで、社員一人ひとりの成長モチベーションを向上させ、自律的なキャリア開発を促進することを狙いとしています。
スキル可視化 および プロフェッショナル認定の一連のプロセスは、情報処理学会によるCITP企業認定を取得しております。
そのため、リコーITソリューションズでプロフェッショナル認定されることにより、国内の「認定情報技術者(CITP)」として認定されます。
CITP制度がIP3P認定(主要国間で相互認証されたProfessional IT Standard)を取得しているため、グローバルな上位技術者としても認められます。
戦略的強化技術領域毎に育成の方向性と目標値を設定し、外部資格を活用して高度IT技術の獲得を推進しています。
認定資格取得費用を助成したり、取得後は奨励金を支給し社員の成長を後押します。
ビジネススキル・技術スキル研修をはじめ、事業推進に必要となるデジタルスキル習得のための学習の機会・選択肢をふやすため、社内外のオンライン学習を充実させています。
また、 e-ラーニングとしてリコーグループでUdemy Businessを採用。多くの社員が活用しスキルアップを図っています。
人材開発活動を「OJT」「OFF - JT」「自己啓発」の3軸で捉えており、自己啓発の機会を多く持てるよう、年間労働時間のうち60時間を目安に、自身の専門性を深めたり、関心事項の知識をまとまって習得するための時間に充てています。
また、社内外の専門家を招いて、講演と交流の機会である「技術交流会」を毎月実施しています。
戦略的強化技術領域毎にエバンジェリストが任命されています。社員のおよそ2割が、エバンジェリストをコミュニティリーダーとする「エバンジェリストコミュニティ」にて、知識習得や実践機会づくりのための活動をしています。