私が手がける製品・サービス
グループ会社がお客様に向けて提供しているポータルサイト“MyRICOH(マイリコー)”のWebアプリケーション開発です。リコー製機器のサポートや仕事に役立つコンテンツ・サービスを提供するポータルサイトで、お客様の要望を聞いて何を作るかを決める要件定義から、設計・構築・運用に至るまでの工程を幅広く担当しています。
Q.1
入社を決めた理由は?
元々システムエンジニアを志望しており、お客様の課題をITで解決するため、システムの企画、設計、開発、導入、運用までを一貫して手がけるシステムインテグレーション事業を行う企業を中心に就職活動を行っていました。そんな中、就活イベントで、若手社員が明るく楽しそうに自身の仕事や働く姿を話しているのを見て、「一緒に働きたいな」と思ったんです。エンジニアの印象って自分だけの世界を持っていて、あまり、はつらつとコミュニケーションをするイメージがなかったのですが、他の企業に比べ一番いきいきとしていました。
Q.2
現在の仕事は?
要件定義・設計・構築・運用の中でも、既存システムをクラウドに移行させるための全体構造の設計や、クラウドシステムの土台となる基盤の構築を中心に行っています。どんなプログラミング言語・ツール・サービスを使うかを決める技術選定から、常に正しい状態を保つための構成の管理、セキュリティの仕組みの設計に至るまでを主体的にリードし、安定性と拡張性の両立を実現。チームでの協働を基本とし、2人のエンジニアが画面を共有しながらプログラムを作成する“ペアプログラミング”を積極的に取り入れています。コーディングの質を高めるだけでなく、知識・経験の共有や能力の育成にもつながる取り組みです。
Q.3
仕事のやりがいは?
技術選定や機能設計、利用者にとっての画面の見え方や操作感といったユーザーインターフェースのデザインなど、開発に関するあらゆる領域に裁量を持ち、チームで議論しながら最適な手段を導き出すことは大きなやりがいです。実際にお客様に使っていただく中で、課題解決につながったと実感できた瞬間は、何にも代えがたい達成感があります。単なるクラウド移行にとどまらず、いかにコストを抑えつつ、利用者やデータが増えてもシステムが性能を保ち安定して稼働できるか。そうした「スケーラビリティ」や「運用のしやさす」を高める観点で、技術選定から設計、検証に至るまで多くの試行錯誤を重ねます。プロジェクトを通じて一貫して大切にしているのは「エンドユーザーにとって本質的な価値とは何か」を常に問い続ける姿勢。お客様にとっての価値を起点に、提供すべき機能やユーザーインターフェースを設計し、使いやすさや安心感を具体的な形に落とし込むことを意識しています。
Q.4
印象に残っている仕事は?
新人研修後に配属されたチームでは、グループ会社のメンバーが業務上で利用するWebアプリケーションを開発していました。配属後すぐなのに一部の機能開発を任せられ、ゼロから作りました。仕様や機能などがどうしたら使いやすくなるのかをお客様と一緒に話し合い提案しながら、自分で考えた機能を実装。実際に使ってもらい「使いやすい」という声を聞けた時は、お客様に価値を届けられた喜びを感じることができました。
Q.5
当社の強みは?
エンジニアが開発する時、何を作るかから決めるのではなく、どんな価値を届けたいかという視点から考える点です。エンジニアは「決められた仕様のすべてを受け入れ、実装する役割」と考える人も多いと聞きますが、ここではユーザーに届く価値を最大にするために必要な機能は何かをエンジニアも考え抜き、お客様と一緒に話し合います。その際、手段であるシステムに執着せずユーザーが得られる価値にフォーカスして考えています。
Q.6
今後成し遂げたいことは?
ユーザー価値を最大限に高めるためには多くのITスキルが必要です。また、状況が常に変化するため先を見通せない時代に、従来のように長く時間をかけシステムを作るより、素早く作りシステムを使ってもらい、フィードバックを得ながら改善することが、ユーザー価値を高めるために必要だと考えています。ユーザーインターフェースやプログラム、システムの土台となるインフラなどの横断的スキルを持つ“フルスタックエンジニア”になることが、ひとまずの目標です。
Q.7
オフタイムの過ごし方
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平日退社後
中華料理の腕前は、なかなかですよ
料理をよく作りますね。一番好きなのは麻婆茄子です。あと、時間がある時は仲のよい先輩と通話をしながらゲームをすることもあります。
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休日
カメラを買ったので最近は外出ばかり
ミラーレスのカメラを買ったばかりなので写真を撮りたくて、毎週末おしゃれな場所に出かけるようになりました。
※内容は取材時のものです
